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[試乗]スバル レヴォーグ2.0STIスポーツ。300馬力+4WDは速過ぎた。

スバル レヴォーグ2.0STI カタログ

[試乗]スバル レヴォーグ2.0STIスポーツ。300馬力+4WDは速過ぎた。

どうも藤鴎外@試すブロガー@fujiougai)です。

以前のブログ記事からのリライト記事となります。

[試乗記]300馬力は伊達じゃない。。新型レヴォーグ2.0STIスポーツに試乗したで

今回は我が国が誇る最強の4WDメーカー「スバル」から販売される実質国内向けのフラッグシップ「レヴォーグ」に試乗です。

もちろんレガシィがフラッグシップであることは承知していますが、北米市場を意識したサイジングから各方面で「あまり国内向けでは無い」とされていますね。

最近では街中で見かける機会が多くなったレヴォーグ。

2.0Lモデルと1.6Lモデルの2種類のパワートレーンが用意されており、中々に頭を悩ませる部分ではありますが、今回は2.0Lモデル、しかもSTIスポーツなのでスポーツモデルの最上位グレードです。

日本が世界に誇るスバルの4WD技術と見た目から剛性感漂うレヴォーグの実力は如何に?

 

試乗車:スバル レヴォーグ2.0STIスポーツ

試乗した場所:スバル守口店さん

スバル守口店さんさんにて試乗させて頂きました。

今回飛び込みでの試乗申し込みでしたが、快く対応いただきました。

又、新人さんだったのか言葉に詰まる場面もありましたが「一生懸命さ」が伝わり「あ~車好きなんやろうなあ」と好感持てる方に試乗同席してもらえました。

この場を借りてお礼申し上げます。

レヴォーグ2.0STI Sport EyeSightのスペック

 

  • 車名:レヴォーグ
  • グレード:2.0STI Sport EyeSight
  • サイズ:全長×全幅×全高(mm) 4690mm×1780mm×1,490mm
  • 駆動方式:4WD(四輪駆動)
  • トランスミッション:CVT
  • 型式:DBA-VMG
  • 排気量:1,998cc
  • 最高出力:221[300]/5600
  • 最大トルク:400[40.8]/2000
  • 車両重量:1,845kg
  • 0-100加速:6.4秒
  • 車両本体価格:405万円(税込)
  • 試乗日:2017年08月31日

スペック表眺めてるだけでも「こいつやばすぎんやろ!!」

と大興奮出来るレヴォーグですが、これは乗ってアクセルペダル踏み込んでからが面白い車です。

この車はぜひ試乗してもらいたい。

BMW320iやマツダアクセラなど「走りを楽しみたい」という方もこれは一度乗ってみるべきだと思います。

もちろん土俵が違いますがポルシェケイマンと同じ馬力ですからね。

とりあえず競合車などを見ていきましょう。

レヴォーグ2.0STI Sport EyeSightの競合車

「レヴォーグ 競合」とか「レヴォーグ ライバル」と調べてみるとアテンザワゴンやゴルヴァリアント(パサートも入るか?)A3ハッチバックや「ライバル不在」「孤高のワゴン」なんて言われてますね。

ですが、あえて引き合いにだすのなら・・・中々比較されることの無い車種をチョイス。

ざっと書き出してみると、こんな感じ。

輸入車および国産車

アウディ A3

プジョー 308 GT ブルーHDi

マツダ アテンザワゴン

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トヨタ アベンシス

例外としてポルシェ ケイマン(いや冗談です)

くらいですかね。

さすがに孤高のワゴンとよばれるだけあって300馬力+4WDとなると「わかんねえよ!」となります。

しかしながら、とりあえず書き出していきます。

比較

  • 車名:アテンザ
  • グレード:XD Lパッケージ
  • セダンサイズ:全長×全幅×全高(mm) 4,865mm×1,840mm×1,450mm
  • ワゴンサイズ:全長×全幅×全高(mm) 4,805mm×1,840mm×1,480mm
  • 駆動方式:FF(前輪駆動)
  • トランスミッション:6速AT
  • 型式:LDA-GJ2FP
  • 排気量:2,188cc
  • 最高出力:129[175]/4500
  • 最大トルク:420[42.8]/2000
  • 車両重量:1,815kg
  • 0-100加速:8.4.秒
  • 車両本体価格:377万円(税込)
  • 試乗日:2017年08月12日

レヴォーグとアテンザ。価格は近く馬力は大きく離れていますが両モデルの軽くスペック比較してみると

※両モデルで性格が大きく違いますのでコッチが良い・悪いとかはありません。

  1. もはや前述のように馬力勝負は無理、じゃあトルクは?結局一緒くらいとなり運動性能面では圧倒的にレヴォーグ。
  2. ただし、内装の質感や乗り心地面はアテンザの完勝
  3. サイズはレヴォーグの方がやや小さいですね、ここは国内販売を意識した結果といえそうです、アテンザとはビジョンが全然違う感じですね。

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  • 車名:308SW
  • グレード:GT BlueHDi
  • サイズ:全長×全幅×全高(mm) 4,600mm×1,805mm×1,465mm
  • 駆動方式:FF(前輪駆動)
  • トランスミッション:6速AT
  • 型式:LLDA-T9WAH01
  • 排気量:1,997cc
  • 最高出力:133[180]/3750
  • 最大トルク:400[40.8]/2000
  • 車両重量:1,785kg
  • 0-100加速:8.2秒
  • 車両本体価格:381万円(税込)

レヴォーグとプジョー308SW GT BlueHDi。価格は近いですが馬力は大きく離れていますね。両モデルの軽くスペック比較してみると

※両モデルで性格が大きく違いますのでコッチが良い・悪いとかはありません。

  1. 308SWは少しサイズが大きいですね、こうみてみるとレヴォーグが如何に引き締まった車なのかが分かりますね。
  2. 馬力差、トルク差ともレヴォーグが優勢、やっぱレヴォーグのスペックおかしい。
  3. ただし希少性はプジョーの圧勝。ここは比較部分ではないかもしれんね。

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レヴォーグ2.0STI Sport EyeSightの外装

レヴォーグ 真正面

レヴォーグ 真横

 

レヴォーグ 斜め

ちょっと撮影できなかった為画像少な目です。

代わりにyoutubeを張っておいたのでこちらリアの確認などをしていただければ幸いです。

さて、

外装はスバルのデザイン言語を踏襲しガンダムっぽいデザインです。

角ばったデザインはどこか無機質な印象があり「THE男が好きそう」なモデル。

対照的にマツダアテンザは有機的・生物的なデザインで双方全く違うかっこよさを体現されていますね。

フロントからサイド、リアに至るまでしっかりとメッキ加工がされており外装の質感アップに貢献。

ただし、サイドのガラスを覆う「シルバーメッキモール」は下部のみ。

これが上部も覆うタイプだったらもう1クラス上に見えるのに・・と正直感じる部分です。

ライトはもちろんLEDを装着しています。このクラスだとフォグランプはハロゲンやHIDランプだったりするのですがフォグもLEDにして視認性アップとデザイン的にもLEDの方がバランスが良い様に思います。

cd値が中々出てきませんでしたが「0.33」となっており、アテンザは「0.28」と角ばったレヴォーグと流麗なアテンザだと分かり易く差が出ていますね。

レヴォーグ2.0STI Sport EyeSightの内装

レヴォーグ 運転席から見たパネル部

レヴォーグ 外部から室内を除く。

レヴォーグ ドアパネルの質感は高いぞ。

レヴォーグ ステアリング周辺やメーター類。

内装に関しても写真を撮る時間が無くこちらもyoutubeを参照いただきたいです。

ぱっと見て目をひくのはやはりSTI限定の「ボルドー色」これが画像で見ると下品に感じたのに実際目にすると中々どうして渋さを演出しています。

ステアリング周辺はハイテク感が漂います。もちろんパドルシフトも採用されておりここはスポーツ走行を意識させる部分ですね。

こういった目に入りやすい部分で気分を向上させてくれるのはありがたいです。

ペダルで残念だったのが、アクセルペダルが吊り下げ式であったこと。どちらが操作性が良いだとかの議論は置いといて気分的にスポーティな印象を与えたいのであればここは「オルガン式」を採用してもらいたかった。

ペダルにはメッキ加工などもされているので決して力を抜いているわけではないはずなので、次期レヴォーグにはオルガン式を!と強く願います。

ドアハンドル周辺の質感も高く、赤のステッチもアグレッシブな印象を与えてくれます。

前後座席について、シート自体はしっかりとしたものでソファというより体をしっかりと支えてくれるタイプのモノ。

サイズを考慮するとややタイトな印象で、これはドライバーの包まれ感を意識したように思います。

しかしながら、少し中途半端だった部分もあります。

それは後部座席に送風口すらないこと。

このクラスの車であれば後部座席に人が座ることも考慮して購入するのと思うのですが、後部座席への配慮が薄い様に感じます。

そして、シートに腰かけて自分の胸よりも高い位置には柔らかな樹脂素材を使用しているのに、少し下になると急にプラスチッキーさが目立ちます。確かに安全面を考慮すると上部だけでもいいのかもしれませんが、やはり常に目に入る室内でドライバーの手の届く位置くらいはソフトパッドを使用してほしかったのが本音です。

レヴォーグ2.0STI Sport EyeSightの乗り心地・走り心地

レヴォーグ2.0STI Sport EyeSightのインプレッションです。

外装内装を見て回り、いざ試乗車に乗り込みます。

内装で先述した通りタイトな運転席へ座りますが張りが強くてここは好みの部分。

まずは、ウェルカム演出が始まり何だかレクサスみたいだなと思いましたね。

ブレーキを踏みステアリングの右奥にあるプッシュ式スタートボタンでエンジンに火を入れます。このステアリングの素材はアウディA4などと同じ素材を使用しているらしく握り心地は確かに良くアンダーカットされた見た目もスポーティな印象。

2.0L水平対向エンジンに火が入るものの車内至って静か、これはちょっと驚きでもっとエンジン音を聞かせてくるのかなと考えていたのですが、大人の乗り物ですからここは控えめ。ボクサーサウンドはよ。

停車時の車内に侵入してくる音・振動は本当に控えめで高級車ライクです。

ガラス面は広くとられておりお陰で視界良好です。電動シートを操作しちょうど良い位置に合わせても視界は依然として広いのは安全性、特にスバルの掲げる0次安全(視界が良いこと、疲れにくいシートであること)が体現されています。

ミラー類の調整しストレートのシフトレバーを「D」へ入れアクセルを踏むと電動サイドブレーキは解除され発進です。

まずは、ディーラーから車道へ出る際の段差では足の硬さを感じさせるようで「んっ」これは結構硬めな足回り「これがビルシュタインってやつか」と一人思っていると「結構ショック入ってきますけど速度があがってくるといい感じになります」と営業さんから言われ楽しみになってきます。

車道へ出てアクセルを少し踏み込んでみるとレスポンスが自分の想像よりもついてこない?あれ300馬力は?なんて思っていると「ステアリングにあるSボタンを押してみてください」とアドバイスを頂いたのでSモードへ。

Sモードへ変更しましたが渋滞しており中々加速できる場面はないので加速できる場面を作ります、幹線道路の左車線を少しゆっくりと流して前方車両が見えなくなるまで見送ります。この間車外からの音や振動を見ていましたが、やはり入ってくる量はアテンザより大きくプジョーと同じか譲るくらいでした。

ステアリングはちょい重めと言えるものですが切れ角に対してちゃんと意図した方向にタイヤが動く感じが他の国産とは違う部分だと感じます。

ブレーキのタッチに関しては徐々に強くなっていく欧州車に近い操作感、ガツンと踏むことはできませんでしたが十分に効くのだろうと信じています(300馬力で車重も重いので効いてくれないと怖い)

特に突き上げは低速だからとか関係無くガシガシとくる感じです。かてーなおい。と思うものの振動の収束は早くて揺れはするけど不快じゃない感じ。しなやかとは言えないですね。

前方車両が見えなくなったところで全開加速を試します。

「行きます」と踏み込むと「Iモード」では感じえなかったエンジン音と300馬力のパワーがひねり出されます。ちょっとラグもあったように感じますがそんなことはどうでも良いくらいにはすごい加速です。

先述のように車体剛性と硬めの足と4WDのおかげで「路面を踏みつけている」感がどこまでもアクセルペダル踏める安心感につながり加速しながら車線変更をしても安定したまま更にアクセルを踏んでいられるというスポーティという言葉では片づけられないレヴォーグの底力を感じましたね。さすがに10数秒もアクセルを踏んでいると先行車においついたので緩めますが、これは刺激的すぎる車だと確信を得ました。

しかし、公道ではあまりにも使うシチュエーションが少ないことも事実で持て余してしまうことは目に見えています。これは300馬力というロマンを乗せた車なんだなあと感じた次第です。

もちろん先進技術アイサイトVER3も試してみるものの、ここはメルセデスベンツやBMWとの技術的な差を感じることは無く「前の車に追従してくれますね」「車線逸脱は警告音がなりますね」「ステアリングアシストちょっと怖いですね」とかで便利だとは感じるものの2.0L300馬力はこんな先進機能で操るべきじゃないよなあと。

便利機能ではあるもののやはり車の安全性は車体の持つ「ブレーキ」と「適格なステアリングの舵の効き」だと思いますので、ここはレヴォーグ強し。

そこからは特に問題もなくディーラーへ帰還し試乗終了です。

試乗を終え僕が思ったのこととして。

「スバリストの生まれる意味が少しわかった気がする」ということ

CVTであることが悔やまれるのですが、燃費に随分とうるさくなった世間様へのアピール(だけではないのかもしれないが)とはいえ出来の良い制御でアクセルレスポンスは良い感じですが、どうにも車との一体感が希薄というのでしょうか。すごい速いのにワクワクする感じがしないとでも言えばいいのか。

ネガティブキャンペーンをするつもりは毛頭ないのですが、先にネガティブなことを書いたのは逆にそこくらいしか無いからです。

試乗中Sモードでの加速中は結構必死でして音に集中することができなかったのですが、4WDと低い重心から得られる安定感は抜群でパワーを綺麗に路面へ伝え加速している感じがすごかったのが印象的でした。加速中の車線変更に関してもビシッと決まったステアリングと車体剛性が右の車線へ安定した姿勢で移動するので驚かされました。本当に。

スバルは他にも試乗すべきだよなあと、そしてきっと性格とかも全然ちがうんやろうなあとスバルに目覚めそうな僕です。

乗り心地:求める車種ではないことを踏まえて言わせてもらえば「全然悪くない」といった感じです。車体揺れはどうしてもありますがすぐに収束してくれること、シートは長距離に対応した張りの強さ。街中をトロトロ流すのにはむいてはいませんが、ちょっとした加速やワインディングなどは楽しめると思います。ぜひ走ってみたい。

走り心地:加速は抜群、操作に対するレスポンスも良いと思うのですが何処か他人事というか一体感が薄くBMWが「駆け抜ける喜び」とするならレヴォーグは「踏めば?速いから」と言われている感じ。楽しいは楽しいけれど一体感が欲しいところ。

NVH(ノイズ・ヴァイブレーション・ハーシュネス):全体的にあまり良くなく、エンジン音は低速時は比較的静かで踏めば勇ましいボクサーサウンドが聞こえたはずなんですが必死で覚えていませんw、エンジン振動も特に気にするほどではないように思います、だってこれスポーツカーやもん、路面からのショックは乗り心地を重視する人なら辞めといたほうがいいと思います、後部座席に人を乗せる機会が多いなら特に、車外からの風切り音などは入っては来るもののこれも特に気にならなかったなあ。

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