[試乗]アウディ A5 2.0 TFSI quattro sport。走り・乗り心地・デザインを高次元でバランスさせた最強の1台。

[試乗]アウディ A5 2.0 TFSI quattro sport。走り・乗り心地・デザインを高次元でバランスさせた最強の1台。

どうも藤鴎外@試すブロガー@fujiougaiです。

前ブログのリライト記事です。

この日は事前に電話予約をさせてもらっての試乗でしたがデビュー間もないA5デビューキャンペーンを期待してお客さんの入りがすごく多く、やはりキャンペーンの効果ってすごいもので、試乗させて頂いたクーペも次の試乗などで写真が撮れず、展示されていたsportbackの写真が主となります。

車の魅力をお伝えする前に僕が感動した出来事を
試乗をさせていただく前に僕は必ずアンケートを書かせてもらうんですが、その際に担当してくださった営業の方との会話の中で「いい車」とは?と考えさせられる一幕がありました。

僕「アウディA5すごくいい車ですよね、楽しみです」

営業の方「僕にとってはA5クーペは『いい車』では無く『楽しい車』だと考えています。sportbackよりも軽量で爽快な走りをご堪能できるかと思います」

たった、この2行に込められる車の認識の違い、いい車とは自分にとってどのような車なのか?を非常に考えさせられる一言でした。そして車が好きなんだなあと感じる営業の方にすごく好感を抱きました。

今回の試乗もそうですが、こういった会話など「ディーラー」へ足を運ぶことで得ることのできる情報というのは多種多様で、カタログを頂くのもそうですし、実際車に乗り込むのもそう、展示車両を眺めるのもそうですが、僕はせっかく時間を割いて試乗をさせていただいているのだから得る情報というのは大いに越したことは無く、会話などから得ることも非常に重要だと考えています。

この時点で「車好きな営業の方」と乗り込むA5クーペは僕にとってどのような表情を見せるのか?楽しみにしながら乗り込みます。

今回ステアリングを握らせてもらうモデルは最高グレード A5 2.0 TFSI quattro sportです。その実力は如何に!?

試乗車:A5 2.0 TFSI quattro sport

試乗した場所:アウディ茨木インター

アウディ茨木インターさんにて試乗させて頂きました。

初めてお邪魔させていただいたのですがものすごく丁寧にご対応いただきました。

すぐさま買えるわけではないことを伝えても「そりゃそうです、吟味してってください」とうれしいお言葉をいただきました。

この場を借りてお礼申し上げます。

A5 2.0 TFSI quattro sportのスペック

  • 車名:A5
  • グレード:2.0 TFSI quattro sport
  • サイズ:全長×全幅×全高(mm) 4,690mm×1,845mm×1.365mm
  • 最小回転半径:5.4m
  • 駆動方式:4WD(四輪駆動)
  • サスペンション:前マルチリンク 後マルチリンク
  • トランスミッション:7速DCT
  • 型式:DBA-F5CYRF-F53BAY
  • 排気量:1,984cc
  • 最高出力:185[252]/5000
  • 最大トルク:370[37.7]/1600
  • 車両重量:1,790kg
  • 0-100加速:5.7秒前後
  • 車両本体価格:686万円

主要諸元を見ながら打ち込んでいたのですが、ちょっと驚くべきことに気付いてしまった。
それは対抗馬として認識されるはずBMWやメルセデスの排気量が同じなのに発生する馬力があまりにも違いすぎること。
これはちょっとすごすぎる車なのかもしれない。
もちろん、過給機がバリバリ仕事をしているのだろうけど、最高出力がここまで違うと笑ってしまう。
と、思いきや他のメーカーにも同じ2Lエンジンでも同じような仕様もあるのですね、バッヂに騙されてはいけませんね。
一つ勉強になりました。
今回は乗り心地の項はクーペのもの。
外装や内装などはsportsbackをお伝えしたいと思います。

A5 2.0 TFSI quattro sportの競合車

前回記事にて

[試乗]BMW 420i グラン クーペ M Sport。「3シリーズのクーペ版」では済まされないスポーティ性。

2018.09.28

BMW 420iグランクーペに試乗していますが、それは省いて他のメディアでは比較されないであろう車種を考えてみようと思います。

比較対象1

  • 車名:ジャガーXE
  • グレード:25t PORTFOLIO 250PS
  • サイズ:全長×全幅×全高(mm) 4680mm×1850mm×1415mm
  • 最小回転半径:5.5m
  • 駆動方式:FR(後輪駆動)
  • サスペンション:前ウィッシュボーン後マルチリンク
  • トランスミッション:8速AT
  • 型式:DBA-JA2XC
  • 排気量:1,995cc
  • 最高出力:184[250]/5500
  • 最大トルク:365[37.2]/1300
  • 車両重量:1,915kg
  • 0-100加速:6.9秒
  • 車両本体価格:666万円

A5 2.0 TFSI quattro sportとジャガーXE25t PORTFOLIO 250PSを比較します。

A5 2.0 TFSI quattro sportのサイズ:4,690mm×1,845mm×1.365mm

ジャガーXE25t PORTFOLIO 250PSのサイズ:4680mm×1850mm×1415mm

ほぼどっこいどっこいのサイズですね。最小回転半径についてはA5の方が0.1mほど短いです。

0-100加速についてはA5の方が速くて

A5 2.0 TFSI quattro sport:5.7秒

ジャガーXE25t PORTFOLIO 250PS:6.9秒

馬力・トルクについてはほぼ同じでしてこの差は駆動方式の差なのかなと思います。

※両モデルで性格が大きく違いますのでコッチが良い・悪いとかはありません。

  1. 馬力・トルク共にほぼ同じですが0-100加速については1秒以上差があり駆動方式によるものと思われます。
  2. サイズも同上でかなり近いスペックを持ちます。
  3. 価格については同程度のスペックを持ち、かつ内装についてもA5の方が少し上かもしれませんが妥当なライバルだと思われます。

比較モデルとは違うのですが廉価モデル(200馬力)に試乗しましたのでよかったら参照ください。

[試乗]ジャガー XE 2.0ディーゼル R-SPORT。見た目、走り共に紳士な英のDセグスポーツセダン。

2018.06.26

比較対象2

  • 車名:ジュリア
  • グレード:VELOCE
  • サイズ:全長×全幅×全高(mm) 4,655mm×1,865mm×1,435mm
  • 最小回転半径:5.4m
  • 駆動方式:FR(後輪駆動)
  • サスペンション:前ウィッシュボーン後マルチリンク
  • トランスミッション:8速AT
  • 型式:ABA-95220
  • 排気量:1,995cc
  • 最高出力:206[280]/5250
  • 最大トルク:400[40.8]/2250
  • 車両重量:1,905kg
  • 0-100加速:5.5秒
  • 車両本体価格:587万円

A5 2.0 TFSI quattro sportとジュリア VELOCEを比較します。

A5 2.0 TFSI quattro sportのサイズ:4,690mm×1,845mm×1.365mm

ジュリア VELOCEのサイズ:4,655mm×1,865mm×1,435mm

ほぼどっこいどっこいのサイズですね。全高がA5の方が低いのが特徴です。

0-100加速についてはA5の方が速くて

A5 2.0 TFSI quattro sport:5.7秒

ジュリア VELOCE:5.5秒

馬力・トルクはジュリアの方が優勢で0-100加速にも現れています。

※両モデルで性格が大きく違いますのでコッチが良い・悪いとかはありません。

  1. 馬力・トルクはジュリアが優勢で、0-100加速においても同様の結果
  2. サイズについてはほぼ同じ。
  3. 価格についてはスペックと合わせて考えると非常にジュリアがお買い得に感じますがスタイリングについては正直A5の方がスタイリッシュですね、比べるべきコンセプトではないのですがw

[試乗]アルファロメオ ジュリア スーパー。200馬力FRのDセグメントとしては完成度高し。

2018.06.05

A5 2.0 TFSI quattro sportの外装

流麗であり、品があり、スポーティでもある。
このスタイリングはCLSにも共通する「実用性」と「芸術性」の融合なんじゃないか?とすら思わされますね。

ボンネットに施されたラインでアグレッシブさを、グリルの水平基調でスタイリッシュさを表現。

アウディのデザインは完成されているからか、A4でもそうですが、中々に詳しくないと現行モデルと前期モデルの差が分からないでしょうね。
大きく変化しないデザインとは、変化させる必要が無いからであり、ブランディングとしても有効だなあと感心させられるばかりです。

ライトは標準でキセノンライト。
写真ではマトリクスLEDが装着されており、先進性のアピール。
そして、この画像では分かりにくいかもしれませんが、ポジションライト(デイライト)がほのかに光っています。

何が流麗で僕が一番気に入ってるってサイドシルエットの美しさなんですよね。

セダンでは出せない色気、前後ピラーを寝かせることで全高を低く、しかし乗降性を殺さないように計算されたデザイン。
ふぅ、飯が何杯でもいけますね笑

リアビューについてもお尻を突き出しながらも下品では無いスタイリッシュさ。フェンダーもいい感じですね。
マフラーは二本出しのものとなります。

リアライトについてはA4でも導入されているライトです。
マトリクスLEDを選択すると流れるウィンカーになります。でも中からは見えないんだよなあ、中のウィンカー操作についても演出が欲しいなとは思いますね。

ラゲッジスペースも480Lあり、十分に物を積むことができます。
このクラスならもちろんついてる電動リアゲート。
外装デザインは現在アウディで展開されるモデルの中では一番好きです。サイズや色気なども含めて。

A5 2.0 TFSI quattro sportの内装

内装の質感などはやはりクラス相応かと。

チリ合わせはジャーマンスリーの中でもダントツ出来。触れるもの皆優しく包むソフトパッド。高級感はCクラスに劣るものの、目指すところが違うので、それはそれ、これはこれと考えています。
総合的に見て外装デザインにも現れているスタイリッシュさを兼ねそろえており、低めの天井も「走る車」というのを再認識させられるものです。

シートの座り心地はしっとりしていて、かつホールドもしっかり。

ランバーサポートもあるので腰が悪い人でも運転を楽しめる仕様です。
ニーパッドも質感高く、片手で流す際にも姿勢を預けていられるものとなっています。

少し大きめなハンドルで、スイッチ類のほとんどがここに集約されていますので視点移動が少なく、操作方法さえ慣れてしまえばかなり楽に機器類への入力が済む優れもの。
ボタンに関しても軽いタッチで操作できるのでハンドルを切ってても操作しやすいですね。

ペダルについては吊り下げ式のペダルですね、オルガン式への交換とかの需要ありそうですね、この展示車はS lineではないのでアルミの装飾はつきません。

ただ少し残念な点としてペダルレイアウトをもう少し考えてもらいたかったのが本音です。
体の中心よりやや右くらいにブレーキがあればとマツダを経験した今では考えてしまいますね。

手に触れる部分での質感は良かったですし、目で見ても綺麗にまとめられてるなあというのも伝わるかと思います。カップホルダーの淵には白いアンビエントライトが上品に備わっています。

シフトレバーはコツンと動かせばDにすぐに入るタイプ、ワーゲングループではレバーの種類は違えど操作についての統一を目指してるのかな?とゴルフへ試乗した際にも感じた部分です。

そして、やや疑問に感じるのがニーパッド部分の「隙間」。
ここ、、、隙間を作る必要ってあるのか?
中は起毛仕様ではなくゴムのようなもので物の保護を行うようです。
ここって意外と物を置いたりするから起毛だと滑る恐れがあるんですが、ゴムなら滑らないし中は傷つかないしで一石二鳥だと思うんですよね。

後部座席は僕のドライブポジションに合わせても(165㎝)十二分に足元のスペース。
「あー、そりゃそうか」と独り言を呟くくらいに感動してました。

エアコン送付口周りはUSBがあれば無敵だったかもしれませんが、エアコンの質感は高め、又温度調節もできますので後ろに人を乗せて不愉快な思いをさせることはないかと思われます。

内装の質感も素晴らしく、上品にまとめられていました。
スポーティでありながらラグジュアリーな空間。ただやはり天井は低いため大柄な人だと頭スレスレもしくは少し窮屈だと感じるかもしれませんね。僕はチビッコなので大丈夫でした。

A5 2.0 TFSI quattro sportの乗り心地・走り心地

ここからはクーペでの感想となります。

まず、sportsbackには無く、クーペにはあるものとして、シートベルトを受け渡してくれるアームのようなものがつきます。クーペはベルトの位置が大分後ろになってしまうので、このような機能は非常に助かりますね。ベルトを受け取るとすぐに収まるというところにも好感度高しです。

さて、まずはレクチャーを受けてアクセルに少しずつ力を、しっとりと転がるタイヤ、ディーラーから車道の段差のショックはやはり入ってくるもののすぐさま収束。

まばらに車が走っているために低速40キロほどでの走行でしたが、本当にクーペか?と思わされる紳士的な乗り心地。路面のうねりなども感じさせはするけれど、必要な振動のみを伝え入ってくるはずな細かな振動はほぼ皆無。

タイヤは決してエコタイヤなどでもコンフォートなタイプでもないはずなのにサスペンションの出来なのか上質な乗り心地。

ある程度進むと車が空いてきましたので、「加速します」と一言声をかけて踏んで見ます。

今回最も衝撃をうけた瞬間でしたね。

さっきまで紳士だったのに、脱いだらムキムキだった。

としか表現の出来ない加速力。あっという間に法定速度ですが、速度を上げても全く微動だにしないボディ。

明らかにS5のような凶暴なエンジンにも対応する剛性でエンジンサウンド以外の音と振動を抑え込んでいました。

低速ではジェントル、中速でもジェントル、踏み込めばワイルド、でもジェントルという二律背反をいとも容易く成し遂げるボディは「これは何が何でも欲しい」と思いましたね。

2Lエンジンもこれまた気持ちのいい音、そして加速力。

坂道での急加速も試しましたが、難なく登るし踏み込んでから発生するはずのターボラグは420iより遥かに少なく、出来のいいターボ。

このアウディ茨木インターというディーラーさんは粋なディーラーさんでしてハンドリングを試す良い道をチョイスしているので、180度のカーブを法定速度で曲がれと仰りますから、「あぁ、こりゃ想像できるけど体感したらやばいんやろうなあ」と思いながらRの強めなカーブへとノーズを合わせていきますと、スルスルと曲がっていきます、それも僕の愛車なら30キロでも怖いであろうカーブを難なくクリアしていきます。

ハンドルは角度は変わらず、そのまんまスルスルと。

ロールは少ないし、シートの出来の良さも相まって体に少しのGを感じつつ次のカーブもクリア。

僕はここをクリアしたと同時に

「ああ、こんな車が欲しかったんや、俺」

とKOされてました。

帰りは半自動運転のレクチャーを受けて試して見ましたが、これがまた便利なんですよ。

何がって、2行程で済む追従機能と、レーンの認識もさることながら、先行車に追従するとはハンドルの介入までしてきます。少々のRなら曲がってくれるし、ブレーキは妻より上手いし。

あっという間にディーラーへ帰ってきまして駐車を試して見ましたが、見切りもいいし、カメラも綺麗しで問題なく駐車もできましたね。

一言で言えば、僕はいつか購入すると思います。

視認性については大分寝ているCピラーがレーンチェンジの際に後方視界が悪くなるのかな?と思いきやそんなことはないし、前方の手が届きそうなくらい傾斜のあるフロントガラスからの視界も全く悪くなく、運転のしやすいものでした。
疲労感を感じさせないシートとドライブ中のストレスを車内に侵入させないボディ。
これだけでも十分に楽しく運転ができますが、便利な機能と安全機能を兼ねそろえる為、もはや無敵のクーペです。
ただ安全機能に関して言えば僕は「あくまでも補助」として使うことを推奨します。
責任の所在もそうですが、安全とは意識から来るものであると思いますので。

A5 2.0 TFSI quattro sportの価格・見積もり・支払い

A5 2.0 TFSI quattro sportに関しては見積もりを公開します。許可済みです。

A5 2.0 TFSI quattro sport

752万円

内訳

車両本体価格:7.525.000円

オプション

ガラスコーティング:86.400円

ホイールコーティング:32.400円

フロアマット(コンフォート):39.960円

ETC ITSセットアップ料:2.700円

アウディドライブレコーダー:60.480円

カーライフプラス:119.000円

オプション合計:340.940円

保証及び付帯費用:590.646円

支払い総額:8.230.210円

た・・・たけえ・・・覚悟はしてたもののやはりバチバチに高いですね。

国産車比較で言えばレクサスGSなんかが買えちゃいますね。

ちょっと支払いについて見ていきましょう。

支払いプラン 頭金50万円 ボーナス10万円 残価設定プラン5年後に残ると予想される価値:2.090.000円(=本体価格515万円×約30%残るとして計算※ただし計算方法は各社違うのであくまでも目安です。)

  • 月々の支払い89.000円
  • 5年後の残価率が30%というのは中々セダンではすごいですね。

さすがに高いですね。家賃くらい高いですw

ですが、正直価格相応だなとは思います。

FFモデルも存在するので一度そちらを試乗したいと思います。

A5 2.0 TFSI quattro sportのまとめ

フェラーリ試乗以降の衝撃でした。

結構なモデル数を試乗させていただいていますが、ここまで感動したのは初めてかもしれません。

4ドアでユーティリティも高く、スタイリングもセクシー、アクセルを踏み込めば加速も良く、ハンドルを切れば舐めるように曲がる。

これだけの高いバランスの商品力って中々ないよなと思います。

例えばA3セダンではちょっとクーペらしさは薄いですし(セダンっていってんだから当然)A7だと大きすぎる・・・という方の受け皿になります。

欲しい一台ですw

他試乗記事はコチラにまとめています。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤鴎外です。 特段森鴎外のことは好きではありませんが、鴎外の響きにやられてしまいました。 ブルーワーカー系ブロガーで、青い服着てドロドロになりながら試乗記事なんかを書いています。