[試乗]BMW X3 20d Msports。3シリーズを超える高級感と静粛性。

[試乗記事]BMW X3 20d Msports。3シリーズを超える高級感と静粛性。

どうも藤鴎外@試すブロガー@fujiougaiです。

前ブログのリライトです。

BMWのミドルサイズSUV「X3」に試乗してきましたのでインプレッションをしていきます。

2017年にフルモデルチェンジを受けたモデルでその質感等は同ライバルたちを突き放しているといっても過言ではないレベルでした。

グレード展開はこんな感じ

X3 xDrive20i 6,240,000円
X3 xDrive20i xLine 6,520,000円
X3 xDrive20d 6,530,000円
X3 xDrive20i M Sport 6,730,000円
X3 xDrive20d xLine 6,760,000円
X3 xDrive28i 6,900,000円
X3 xDrive 20d M Sport 6,970,000円
X3 xDrive28i xline 7,130,000円
X3 xDrive28i M Sport 7,340,000円
X3 xDrive35i 7,880,000円
X3 xDrive35i xline 8,080,000円
X3 xDrive35i M Sport 8,280,000円
グレード、モデルの展開はこのようになっており12展開となります。
今回の試乗車はX3 xDrive 20d M Sport 6,970,000円です。
以前に試乗させてもらった320iはMスポーツでしたが320dや318iや420iではラグジュアリーかベースグレードばかりで今回Mスポーツを試乗してかなり惹き込まれました。
BMWを買うならMスポーツが人気というのも納得です。

今回ステアリングを握らせてもらうモデルは最高グレード X3 xDrive 20d M Sportです。その実力は如何に!?

試乗車:X3 xDrive 20d M Sport

試乗した場所:BMW城東鶴見

BMW城東鶴見さんにて試乗させて頂きました。

大阪でBMWならここ!と言えるほど試乗させていただいています。担当はイケメン高身長の5シリーズ乗りで優しいので大阪でBMWならぜひBMW城東鶴見で!

改めてこの場を借りてお礼申し上げます。

X3 xDrive 20d M Sportのスペック

  • 車名:X3
  • グレード:xDrive 20d M Sport
  • サイズ:全長×全幅×全高(mm) 4,720mm×1,890mm×1,675mm
  • 最小回転半径:5.7m
  • 駆動方式:4WD(四輪駆動)
  • サスペンション:前ストラット後マルチリンク
  • トランスミッション:8速AT
  • 型式:DBA-TR20-TR51/7LF
  • 排気量:1,998cc
  • 最高出力:135[184]/5000
  • 最大トルク:290[29.6]/1350
  • 車両重量:2,105kg
  • 0-100加速:8.7秒前後
  • 車両本体価格:702万円

X3は2017年10月19日のフルモデルチェンジで3代目となりましたが、細かなマイナーチェンジを繰り返し、フロントフェイス、ライトデザインについては現行の3シリーズなどに導入されるギドニーグリルと繋がったモデルもあったりしました。

今回のフルモデルチェンジによってかなり大きく変わったとされているのは(先代モデルを試乗したことがないので比較できかねますが)プラットフォームが5シリーズや7シリーズと共通プラットフォームとなっています。

先代は3シリーズからの派生モデルだったのに対し、まさにアップグレードされているのですね。

Q5でもカイエンや上位ブランドなどにも使用されるプラットフォームの共有を考えればかなりコスパの高いモデルです。

話を戻すとX3に使用されるプラットフォームは上位モデルとの共有とされており、乗り心地や遮音性などをトップクラスまで引き上げられています。

X3 xDrive 20d M Sportの競合車

競合車種ということで今回は王道ジャーマンスリーで比較していきたいと思います。

比較対象1

  • 車名:Q5 2.0 TFSI
  • グレード:quattro sport
  • サイズ:全長×全幅×全高(mm) 4,680mm×1,900mm×1,665mm
  • 最小回転半径:5.5m
  • 駆動方式:4WD(前輪駆動)
  • サスペンション:前マルチリンク後マルチリンク
  • トランスミッション:7速DCT
  • 型式:DBA-FYDAXS-FYBBAY
  • 排気量:1,984cc
  • 最高出力:185[252]/5000
  • 最大トルク:370[37.7]/1600
  • 車両重量:2,095kg
  • 0-100加速:6.2秒
  • 車両本体価格:691万円(税込)

X3 xDrive 20d M SportとQ5 2.0 TFSI quattro sportを比較します。

X3 xDrive 20d M Sportのサイズ:4,720mm×1,890mm×1,675mm

Q5 2.0 TFSI quattro sportのサイズ:4,680mm×1,900mm×1,665mm

ほとんど変わらないサイズ感ですね、双方試乗した感じはQ5の方が視界が良く取り回しは良い印象です。

0-100加速については差がありますが、ガソリンとディーゼルの差ですかね。

X3 xDrive 20d M Sport:8.7秒

Q5 2.0 TFSI quattro sport:6.2秒

Q5の方が速いですね、馬力が70馬力くらい離れてるからそりゃそうですよね。

※両モデルで性格が大きく違いますのでコッチが良い・悪いとかはありません。

  1. 馬力・トルク共にQ5の方がいいです。
  2. サイズについても先述のようにQ5の方が死角が少なく作られています。
  3. 価格差はどうでしょうか?BMWの方が全部乗せでアウディはオプションつけないとちょっと物足りない感じなので最終的にはアウディの方が高くなります。

[試乗]アウディ Q5 2.0 TFSI quattro sport。重いのに軽い加速。2リッターエンジン舐めたらあかん。

2018.09.23

比較対象2

  • 車名:GLC200 クーペ
  • グレード:Sports
  • サイズ:全長×全幅×全高(mm) 4,735mm×1,930mm×1,605mm
  • 最小回転半径:5.7m
  • 駆動方式:FR(後輪駆動)
  • サスペンション:前マルチリンク後マルチリンク
  • トランスミッション:9速AT
  • 型式:DBA-253342C
  • 排気量:1,991cc
  • 最高出力:135[184]/5500
  • 最大トルク:300[30.6]/1200
  • 車両重量:2,045kg
  • 0-100加速:7.4秒前後
  • 車両本体価格:679万円

GLC200 クーペ SportsとGLC200 クーペの比較です。

X3 xDrive 20d M Sportのサイズ:4,720mm×1,890mm×1,675mm

GLC200 クーペのサイズ:4,735mm×1,930mm×1,605mm

サイズ感は同上

0-100加速については1秒も差がありディーゼルの0-100加速の弱さが見えますね。アルビナとかになると全然違うと思うんですけど。

X3 xDrive 20d M Sport:8.7秒

GLC200 クーペ:7.4秒

※両モデルで性格が大きく違いますのでコッチが良い・悪いとかはありません。

  1. 馬力・トルク共にX4が優勢です。
  2. サイズについては先述のようにガチンコです。
  3. 価格差と動力性能の差がちょうど均衡している状態ですね。

まあクーペじゃなくてもよかったんですが、以前試乗記事を挙げてたのであやかっておきますw

[試乗記事]メルセデス・ベンツ GLC200 クーペ Sports。ライバルとは違うものを目指すか?

2018.09.22

X3 xDrive 20d M Sportの外装

アグレッシブなフロントフェイスでギドニーグリルの迫力は5シリーズにも負けていないと思いますね。

フォグ周りの加飾もいい感じです。

サイドビューも空力を考えられてデザインされている。cd値0.29とSUVとしては優秀な数値。
ちなみにcd値とは
CD値(空気抵抗係数) 「CD値」のCDとは「Constant Drag」のことで、どのくらいスムーズに空気が流れるかという空気抵抗係数を表す。 … 空気抵抗の大きさは、このCD値に前面投影面積(自動車を真正面から見たときの絶対的な面積)を掛けたもの
wikiより引用。
リアのライトにしても同様で空力が意識された意匠でチリの精度に関してもジープコンパスでは太刀打ちできないレベル。
このクラスとの比較で考えるとQ2が如何に頑張っているのかが伺えます。cd値についてはw
ちょっと全体の写真を撮ることはできなかったのですが、外装については先代モデルF25からは大きく変わった部分はあまりなく、フロントライトがギドニーグリルに繋がっていたのが離れてグリルが拡大されていますね。
サイズに関しては全長×全幅×全高=4720×1890×1675mmとなっており、先代モデルよりもサイズアップも行われていて、プラットフォームは5.7シリーズと共有され、それに伴い安定性や静粛性を快適性などを高いレベルで実現できている車です。

X3 xDrive 20d M Sportの内装

ちょっとレベルが違うと感じたのは内装の質感。
僕は大きな勘違いをしててX3はBMWの中でもヒエラルキーとしては下の方で3シリーズと同じくらいかな?と思っていたのですが、正直、3シリーズを凌駕しています。
というのもプラットフォームが先述の様に5、7シリーズと共有されているから、広い!
そして、後部座席にもエアコン完備で、シートヒーターまで兼ね揃えるので、ちょっと3シリーズでも勝てないところがチラホラ。
シートのホールド性も調整できるし、シートヒーターももちろん完備、ベンチレーションについては40000万円のオプション。
スッキリとしたナビ周りはBMWの特徴と言え、「駆け抜ける喜び」を体感するには情報が多すぎたり、操作が邪魔になったりするのでここは他社も見習って欲しいところ、視線移動は事故にも繋がりやすいですしね。
電動式パーキングブレーキの採用でオートホールド機能も完備。
ちょこっと気になったのは写真右上の「ドライブセレクト」
これがスイッチ式ではなくボタン式となっていますね。
ステアリングの径も太くスポーティで握り易いし、パドルの配置も指の短い僕でも十分操作できるほど。
メーターの表示は現行の5シリーズと同じとのことで完全デジタル化されています。
以前試乗させてもらった420iでは水温計などはアナログの針だったのに対して、X3はデジタル化されBMWの本気度も高いと言えるでしょう。
当然の様にオルガンペダルでシルバーの加飾。
これがまた走らせたくなるアクセントですね。
リアシートについても快適そのものと言え、前述しましたがシートヒーターまで完備されているのはちょっと驚きです。
なお、運転席の座り心地としては「少し沈みサイドが程よくホールドしてくれる」のに対して後部座席は「硬めなソファチックな座り心地」

X3 xDrive 20d M Sportの乗り心地・走り心地

X1の試乗後にそのままX3への試乗させていただきました。

X3をぱっと見た感想では「相当でかい」

これまで試乗を繰り返していたモデルはまだ「コンパクトSUV」にカテゴライズされるものの、X3はさすがにコンパクトとは言えない立派なエクステリア。

近づいてきて気付くのがディーゼル音が先ほど試乗したX1はもちろん、CX-5よりも遥かに静かであるということ。

しかしながら、外でこの音量だから中が静か、とは決まっていないので乗り込む前にエクステリアを見て回ります。

まず目に付くのはサイドビューでアンダーにアクセントの強いプレスライン。

ここはアウディなども最近のモデルや国産車で言えばトヨタCH-Rなどもプレスラインを強調する向きがあるもののX3の場合はエアロダイナミクスなどもよく考えられておりcd値が同クラスのGLCで0.31、Q5で0.30を凌駕しているCd値は0.29となります。

そして、先代の画像などを検索したりしても大きくデザインの変更は感じないのですね。
もちろん要所要所、アップグレードされている部分もありますが、デザインの大きな変更は無いと言えます。
これはアウディのQ5にも言える事ですが現行と大きく剥離させずに中古車などの価格を高い価格帯で安定させることやブランディングにも有効だと言えそうですね。

さて、少し前置きが長くなりましたが、X3に乗り込んでいきます。

まず乗り込む際ですが、サイドシルが太すぎて乗り込み辛いなどは思わなかったものの、乗降性は一般的なコンパクトカーからの乗換えだと「よっこいしょ!」となりそうですね。僕は背が低く足も短い為余計に感じたのかもしれません。

座り込みまた驚いた部分として乗り込んだシートの質感がかなり高くMスポーツシートのホールド感はちょっと他メーカーには真似できないんじゃないか?と感じさせられるものに。

さて、ミラー類を調整しセンターエアコンの吹き出し口左側にあるエンジンスタートボタンを押し一度エンジン停止させますが、それまでの室内での振動や遮音はほぼ無し、これは誇張無しでガソリンモデルですらメルセデスのGLCやアウディQ5を凌駕しています。

もう一度エンジンスタートさせますが、始動に関しても振動、音については皆無です。

CX-5やアテンザ、メルセデスc220d、BMW320dも相当に静かだと思っていましたが確実に超えています。

さて、エンジンスタートし、電動サイドブレーキを解除しアクセルをゆっくり踏み込みますが非常にしっとりとタイヤが転がります。

ディーラーから車道への段差も揺れ等はレクサスNXでも勝ち目無く、GSにすら届くのではないか?と思えるほど。

車道へ出てからアクセルを先ほどよりしっかりと踏み込みますが、急な飛び出しは一切無くアクセルの操作に対してリニアに反応するという印象です。

エンジンブレーキはX1でも感じた強さでしっかりと効いてくる印象です。

視界についてですが、左折時に感じたのがAピラーが太くかなり視界に影響すること。
三角窓はありませんので少し見辛い部分だと感じました。

少し開けた道に出たので今度は加速を試そうと強く踏み込みますが、車内はフラットでとても静か。

遠くでエンジン音が聞こえてきますが、かなり静かな部類ですね。

ここでスポーツモードを試すと音やアクセル操作に対して鋭さを増します。

レーンチェンジを試しますが、背の高いSUV(BMWではSAV)は不安定と定説にありますが、根底からひっくり返す安定感でここにBMWを感じましたね。

挙動等に不愉快、不安要素は全く無いですしサイズを感じさせない車重もそこそこ重い車体をディーゼルの余裕のトルクと4WDでしっかりと推し進めていく印象です。

幹線道路での加速、減速、ハンドリングはさすがに「駆け抜ける喜び」を感じられるほどキビキビとはいきません。

どちらかと言うとかなりコンフォートといった感じですね。

ドライブセレクトはスポーツのままでディーラーまで戻り試乗終了です。

スポーティなイメージのBMWですが、どうにもメルセデスのような感じです。
ノイズ、ヴァイブレーション、ハーシュネスに関しては前述のようにもはや皆無といったところ。

ディーゼル特有の不愉快な振動や音についてはほぼありません。
これがガソリンモデルとなったらどうなるのだろう?と想像が膨らんできます。

乗り心地:抜群に乗り心地いいです、正直このクラスの前ページにあるアウディQ5・メルセデスベンツGLCクーペと比較しても頭一つ抜けてますね。

走り心地:ここは正直Q5に譲るものの極低速から80キロ程度で不足を感じるはずもなく、しかし絶対的な速さというよりも重厚感ある走りができます。

NVH(ノイズ・ヴァイブレーション・ハーシュネス):ほぼ皆無です。もう本当にすごいとしか言いようがないです。ただ外から聞くとエンジン音はそれなりに大きいです。それくらいしかネガティブなとこなかったです。

X3 xDrive 20d M Sportのまとめ

スポーティなイメージのBMWですが、どうにもメルセデスのような感じです。
ノイズ、ヴァイブレーション、ハーシュネスに関しては前述のようにもはや皆無。
ディーゼル特有の不愉快な振動や音についてはほぼありません。
これがガソリンモデルとなったらどうなるのだろう?と想像が膨らんできます。

乗り心地についてもMスポーツのシートはホールド性が随一でステアリングを左右に揺さぶってもしっかりとホールドされている安心感は格別ですね。

他試乗記事はコチラにまとめています。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤鴎外です。 特段森鴎外のことは好きではありませんが、鴎外の響きにやられてしまいました。 ブルーワーカー系ブロガーで、青い服着てドロドロになりながら試乗記事なんかを書いています。