[試乗]BMW X1 xDrive18d。便利×ブランド力×走れるSUV。

[試乗]BMW X1xDrive18d。便利×ブランド力×走れるSUV。

どうも藤鴎外@試すブロガー@fujiougaiです。

前ブログのリライト記事です。

BMWってそもそも何の略だかご存知でしょうか?

僕は知りませんでしたが「バイエルン・モーター・ワークス」の略であのエンブレムのプロペラは航空機エンジンを作っていた時代からのものらしいです。

話を戻して、BMWのコンパクトSUV「X1」に試乗しました。

SUV熱が冷めずにレクサス・メルセデスベンツ・アウディ・ジープなどに試乗させてもらっていますが、多種多様ですね。

中でも最も市民権を得てもよさそうなSUV×ディーゼルというモデルに試乗できましたのでシェア出来ればと思います。

今回試乗させてもらったのはベースモデル「X1 xDrive18d」です。

グレード種類

2リッターガソリンターボ
140馬力

sDrive18i 417万円
sDrive18i xLine 445万円
sDrive18i M Sport 463万円

2リッターディーゼルターボ
150馬力
xDrive18d 470万円
xDrive18d xLine 495万円
xDrive18d M Sport 513万円

2リッターガソリンターボ
192馬力
xDrive20i 495万円
xDrive20i xLine 514万円
xDrive20i M Sport 533万円

2リッターガソリンターボ
232馬力
xDrive25i xLine 605万円
xDrive25i M Sport 627万円

とパワートレーンとグレードを合わせると11種類展開となります。
BMWのXを冠するモデルでは「ベース」「xline」「Mスポーツ」となっており、聞き慣れない「xline」はセダンなどのモデルの「ラグジュアリー」に相当するグレード。

今回ステアリングを握らせてもらうモデルは廉価のベースグレード xDrive18dです。その実力は如何に!?

試乗車:X1 xDrive18d

試乗した場所:BMW OSAKA 城東鶴見店

BMW OSAKA 城東鶴見店さんにて試乗させて頂きました。

今回は依然アップした

[試乗]BMW X3 20d Msports。3シリーズを超える高級感と静粛性。

2018.09.25

X3を試乗した際にご厚意で一緒に試乗させてもらったモデルです。

この場を借りてお礼申し上げます。

X1 xDrive18dのスペック

  • 車名:X1
  • グレード:xDrive18d
  • サイズ:全長×全幅×全高(mm) 4,455mm×1,820mm×1,610mm
  • 最小回転半径:5.4m
  • 駆動方式:4WD(四輪駆動)
  • サスペンション:前ストラット後マルチリンク
  • トランスミッション:8速AT
  • 型式:LDA-HT20-JH71
  • 排気量:1,995cc
  • 最高出力:110[150]/4000
  • 最大トルク:110[150]/4000
  • 車両重量:1,935kg
  • 0-100加速:9.2秒
  • 車両本体価格:470万円

1初代モデル(E84型)は2009年に発表され、プラットフォームを共有する3シリーズツーリング(ステーションワゴン)とは兄弟モデルの関係にあり、かつ互いに競合する関係にあるX1は3シリーズツーリングと比べ、駆動方式に4WDを採用する等オフロード志向を高めたモデルとされていました。

二代目モデル(F48型)となる今回試乗したモデルは2015年に発表されエンジンマウントやパワーについても「2シリーズ・アクティブツアラー」と同じです。

初代と比べると初代は後輪駆動ベースでありましたが、二代目では前輪駆動ベースに変更され、4WDシステムも変更され、ビスカスカップリングを通じて前輪がスリップまたは車速に応じてビスカスカップリングが後輪に最適な駆動力を配分するシステムへと変更され、オフロードの能力は先代に劣るとされますがシティユースであればそこまでの走破性は必要ではないし、燃費の面から見ても大きく向上しているし割り切ったフルモデルチェンジだったと言えそうです。

X1 xDrive18dの競合車

エントリーコンパクトSUVモデル比較をしていきます。

一般的に比較されるモデルと違ったもの(ジャーマンスリー以外)で比較していきたいと思います、基本的には価格で合わせていきます。

比較対象1

  • 車名:チェロキー
  • グレード:リミテッド スペシャル
  • サイズ:全長×全幅×全高(mm) 4,630mm×1,860mm×1,725mm
  • 最小回転半径:5.8m
  • 駆動方式:4WD(四輪駆動)
  • サスペンション:前ストラット後マルチリンク
  • トランスミッション:9速AT
  • 型式:ABA-KL32L
  • 排気量:3,238cc
  • 最高出力:200[272]/6500
  • 最大トルク:315[32.1]/4300
  • 車両重量:2,155kg
  • 0-100加速:7.3秒
  • 車両本体価格:467万円

X1 xDrive18dとチェロキーリミテッドスペシャルを比較します。

X1 xDrive18dのサイズ:4,455mm×1,820mm×1,610mm

チェロキーリミテッドスペシャルのサイズ:4,630mm×1,860mm×1,725mm

チェロキーが一回り大きいサイズですね。というかジープで競合するならコンパスあたりが打倒かなと思ってたんですけど、とんでもなく価格差があったので一つ上の車格だと思われるチェロキーを引き合いに出してみました。

X1 xDrive18d::9.2秒

チェロキーリミテッドスペシャル:7.3秒

まあ排気量もだいぶ違いますのでここはお角違いかもしれませんがSUVを検討にいれるならぜひジープも候補にいれてみると面白いかもですね。

※両モデルで性格が大きく違いますのでコッチが良い・悪いとかはありません。

  1. 馬力・トルク共に当然チェロキーが優勢。100馬力近い差がうまれていますので0-100加速についても同様に2秒近い差が生まれています。
  2. サイズはコンセプトが違うのでなんとも言えませんが、チェロキーくらいのサイズくらいからちょっと取り回しに苦労する場面も出てきそうですね。
  3. 価格差についてはちょっと驚きです、いわばベースモデルX1とお得なオプションがついてて加速も良いジープがほぼ同じ価格と考えると感慨深いですね。

 

比較対象2

  • 車名:ミニ クロスオーバー
  • グレード:クーパーS
  • サイズ:全長×全幅×全高(mm) 4,315mm×1,820mm×1,595mm
  • 最小回転半径:5.4m
  • 駆動方式:FF(前輪駆動)
  • サスペンション:前ストラット後マルチリンク
  • トランスミッション:8AT
  • 型式:DBA-YS20-YW71
  • 排気量:1,998cc
  • 最高出力:141[192]/5000
  • 最大トルク:280[28.6]/1350
  • 車両重量:1,825kg
  • 0-100加速:7.5.秒
  • 車両本体価格:459万円(税込)

X1 xDrive18dとミニ クロスオーバークーパーSの比較です。

X1 xDrive18dのサイズ:4,455mm×1,820mm×1,610mm

ミニ クロスオーバークーパーSのサイズ:4,315mm×1,820mm×1,595mm

ちょっとX1が大きいサイズですが、ほぼ変わらない感じです。

X1 xDrive18d::9.2秒

ミニ クロスオーバークーパーS::7.5秒

と1秒以上も離されてしまいます。

ディーゼルでは0-60くらいの加速はトルクフルなのですがそこからの伸びがイマイチですね逆に考えると日常使用域の0-60で加速にもたつきがないなら扱いやすいということなのでポジティブにいきましょう。

※両モデルで性格が大きく違いますのでコッチが良い・悪いとかはありません。

  1. 馬力はミニに譲りますがトルクはしっかりとディーゼルエンジン搭載のX1が優勢です。加速についてはクーパーSのミニですね。
  2. サイズについてミニの方が小回りもサイズも扱いやすいですね。
  3. 車格及びコンセプトももちろん違いますので価格差はあります

 

X1 xDrive18dの外装

BMW特有のフロントフェイスを持ちますが、兄貴分たちとの差別化?としてグリルとヘッドライトがつながったデザインじゃないですね。

先代から言えば凛々しい目元になったこと、ギドニーグリルが立体的なアーチを描くようになったこと、サイドビューからみたプレスラインが陰影を強く出せるようになったことなど大きくバージョンアップ。

リアライトデザインも横長のモノを採用し、中々かっこいいですね。

トランクは開口部が高い位置になっており出し入れのし易さは便利だなと感じます。

 

X1 xDrive18dの内装

 

メーター周りはコンパクトに収められており、二眼のメーターで真ん中にマルチファンクション画面がないです。ちょっとここは寂しいかな。
ステアリングはBMW感がしっかりと伝わります。意外なことにMスポーツであっても、ステアリングにパドルシフトは装着されないのですがステアリングの握りは素晴らしいです。
センターコンソール部はボタンがやたら多く、ここはX3を見習ってもらいたいところです。
またシフトレバーが3シリーズなどに採用される小ぶりなものではないのもちょっと残念です。
ペダルはオルガン式ペダル。
後部座席は思いのほか広いものの、さすがに長距離に耐えられるほどの広さではないです、せいぜい2時間くらいでしんどくなると思います。
全体的質感はあまり高くはないのですが、総合的なバランスには優れているように思います。

X1 xDrive18dの乗り心地・走り心地

外装、内装のチェックを終え、いざ車内へ乗り込みます。
SUVでありながらサイドシルに引っかかったりはせず乗降性は一般車と変わりません。

まず着座位置も一般的な視点で「SUVに乗っている」という感覚は希薄。
左後方の視界も乗り込む前はエクステリアから見たCピラーの存在感からちょっとした懸念があったものの「問題なし」
シートに関してはファブリックで手動でシートポジションをセッティングします。

ブレーキペダルを踏み、ステアリング左奥にあるプッシュ式エンジンスタートボタンを押してX1に火を入れます。
やはり、というかディーゼルの音と振動はちょっとは感じるものの、ハイブリッド車がエンジン始動したときよりも遥かに静かです。
スイッチの位置などを確認しますが、コンパクトにまとまっており、GLAやNXよりもすっきりとした印象です。
調整ボタンでミラー類を調整し出発します。

電子式のサイドブレーキを解除しDレンジへ入れます。
ブレーキペダルからアクセルペダルへ足を移動させますが、ペダルレイアウトについては違和感無くこれも好印象です。
アクセルをゆっくりと踏み込みますが、唐突な加速などは無くニュートラルな印象です。

最初の関門でもある「歩道から車道の段差」ですが、乗り越えてキャビンは揺れるもののアウディQ2を超える収束の速さで、これは見事なセッティングです。
最初の関門を超え、いざ車道へ。

そもそもSUVは最低地上高(X1は185mm)が高めにセッティングされておりセダンやハッチバックなどに比べると安定性が劣ると言われていますが、確かにハーシュネスはあるものの、通常使いでは許容範囲内と表現して良さそうです。

個人的にはメルセデスのGLAよりも乗り心地に関してはうわてと思いますね。

アクセル、ブレーキに関してもニュートラルな印象です。
ちょっと気になったのはアクセルコントロール時のアクセルオフ。
エンジンブレーキの効きが強く音も大きく感じました.

エンジン音についても走行中はやはり320dと比べるとどうにも侵入が大きく入ってきますね。ミニクラブマンのディーゼルよりも抑えられてはいるもののやはり気になるレベルではあると思います。

パワーフィールは十分で150馬力と控えめながらディーゼル特有のトルク感は下道を走っている分には使い勝手も良さそうです。

試乗コース後半にはちょっとカーブの多い道をチョイスしていただいたのですが、教習車が走っていたので法定速度以下でのカーブとなりましたのでカーブについては分からず仕舞いです。

そのままディーラーへの帰路で加速を試しましたが時速60キロまでの加速でもCX-5よりも力強いと感じさせる加速で、やはり買うならディーゼルモデルもかなり良いんじゃないかと思います。

ハンドリングもペダル操作を同じくニュートラル。ややロールを感じますが。
度合いとしては320iなどに譲ってしまいますが、ここはBMWが掲げる「駆け抜ける喜び」を体現していますね。
切れば切るほど曲がり、踏めば進み/止まりといった具合にエントリークラスのモデルと言えど運転に親しみを持てるメーカーだなと再認識しました。

X1 xDrive18dのまとめ

FFベースの四輪駆動は感じることは出来なかったものの、やはりBMWは運転するに関しては「楽しい」車作りをしているなあと感じる次第。

遮音財もふんだんに使われているようで停車時は結構静か。
走り出せばそれなりに入ってくるものの、駆け抜ける喜びを邪魔するほどでは無いと表現できる仕上げです。

320dと比べるのはちょっと不利ですが、それでもライバル車とも十分に勝負していけるモデルといっても過言では無いです。
ジープのコンパクトSUV「コンパス」とは比較にならない走り心地と表現しても良く。
メルセデスのエントリーSUV「GLA」とは乗り心地についても同格と言えるでしょう。
比較として正しいかは分かりませんが、アウディ「Q2」とはちょっと競合には成り得ないかな?「Q3」でやっとこさかと言えます(まだ試乗できていないので想像ですが)
レクサスのエントリーSUV「NX」とはMスポーツのシートの出来がBMWはいい感じだと感じましたね、あとは駆け抜ける喜びはNXには(元来求めてはいないのかも知れませんが)ありませんね。

他試乗記事はコチラにまとめています。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤鴎外です。 特段森鴎外のことは好きではありませんが、鴎外の響きにやられてしまいました。 ブルーワーカー系ブロガーで、青い服着てドロドロになりながら試乗記事なんかを書いています。