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[読書感想]小林奏三 世界城。世界は大きな城。でも僕らの認識もそう大きく変わらない。

[読書感想]小林奏三 世界城。世界は大きな城。でも僕らの認識もそう大きく変わらない。

久々に良書だったので布教と覚書も含めて読書感想文を書きとめようと思い筆を走らせます。

今作は巧みなセリフ回しと奇抜すぎる世界観と変態的な描写を操る鬼才、小林泰三氏が作家生活20周年を迎えて初のファンタジー作品だというのだからファンが読まないわけがない、ということで読んでみました。泰三(『たいぞう』じゃなく『やすみ』です)

1996年作の「玩具修理者」を僕が16歳で読み始めたから2008年ごろから氏の作品をダラダラと拝読させてもらっているわけですが、先に述べておくと氏のファンは今作の幕引きが消化不良気味であること、ついでに言うと初見の方も消化不良になるでしょう、結局みんな消化不良になるのです。

「世界城」の設定なんかはめちゃくちゃ面白いですし、現代へのメタファーも含まれていてすごくさくさく読めちゃうんですよね。

ちびっとあらすじに触れてみましょう。

次ページ:世界観では無く世界が城とはどういうことか?

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藤鴎外です。 特段森鴎外のことは好きではありませんが、鴎外の響きにやられてしまいました。 ブルーワーカー系ブロガーで、青い服着てドロドロになりながら試乗記事なんかを書いています。